我々柔道整復師を取り巻く社会的環境が厳しくなっているのは周知のことと思いますが、このような状況で我々には激化する競争を生き残る事のみならず、より多様かつ医科との連携を含めた高度なニーズに対応できる知識と技術を身につけることが急務と考えます。
しかし、現在の養成学校教育での限られたカリキュラムでは、後療あるいはリハビリテーションにおける治療としての技術は、各人が解剖学と生理学をベースに考えるものと位置づけられているように思われます。
そこで今回、先生方各位が独自に考え方を発展させるための基礎としてのスタンダードとなるような情報を発信できないかと思い、まずAKAを中心に治療技術としての触診と機能解剖を反復練習できる機会を設けたいと考えました。
「森ノ宮手技療法研究会」と題して第1回を平成22年11月23日に開催しましたところ、23名の先生方にお集まりいただき充実した会となりました。
内容は堀江彦資朗先生をお迎えして機能解剖の講義、及び頚椎から腰椎までの操作と仙腸関節の操作の実技を行いました。
次回以降も新しい内容とともに前回の復習を取り入れ確実に知識と技術を習得できる会にしたいと考えています。
現在2ヶ月に一度のペースで開催予定、一回の参加費は3,000円とさせて頂いております。
参加資格は当校卒業者あるいはその紹介者であれば参加いただけます。
つきましては第2回を平成23年1月30日(日)に森ノ宮医療学園本校舎6階実技室に於いておこないます。
内容は第1回に引き続き堀江彦資朗先生の講義と実技、時間は9:00~12:00を予定しておりますので皆様の参加をお待ちしております。
第2回講義内容(予定)
① 脊椎々間関節と仙腸関節のAKA(復習)
② 体幹筋の触診
③ 筋連結を用いた治療
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