柔道整復学科 学科長
柔道整復学 柔道整復学実技
柔道整復師
鍼灸師
本校の教員は"学生さんの向こうにいる患者さん"(学生さんたちが将来かかわっていく患者さんたち)のために授業をしています。
だから、自らの知識、技術、経験を出し惜しみすることがありません。
しかし、限られた授業の中で全てを伝えることはできません。
しかも学生さんによって学力や意欲もさまざまですから、本校でどれだけのことを学べるかは、自身の学ぶ姿勢に大きく左右されます。
授業をしっかり受けてさえいれば国家試験に合格でき、臨床に出るための基本的な知識、技術を身につけることはできますが、あらかじめ用意された授業や実習だけでなく、さらに高い目標をもって積極的に教員と施設を活用し学んでほしいと思います。
実際に本校では、在学生はもちろん、卒業生からの質問に教員が応えて個別指導をする現場をよくみます。
ですから、私は「卒業後も学校を活用してほしい。それでこそ、森ノ宮に入学した価値がある」、そして「こんな学校はなかなかない」と思っています。
優れた医療人になるのに近道はありませんが、本校で向上心と謙虚さ、周囲への感謝の気持ちを忘れず、医療人への道を歩んでいただきたいと思います。
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柔道整復学実技
柔道整復師
鍼灸師
「鍛えた分だけ人のためになる。強くなれば強くなるほど、人に対して優しくなれる」。
これは大学時代の恩師(ライフセービング部監督)の言葉です。
日々の地道な練習は人を救助する際の「力」となり、そこで培った心はやがて人への「優しさ」となって表れる... という意味です。
これは医療の世界でも同じであると思っています。
基礎的な部分をしっかり身につけていくことが応用への「力」となり、やがてそれは患者さんへの「優しさ」となって繋がっていきます。
そのメッセージをつかみ取ってもらえるような指導を日々心がけています。
以前こんなことがありました。
「患者さんの痛みなどの訴えは運動器だけとは限らない。専門外の疾患も疑う(鑑別する)ことが大事。」
これは私の担当科目で最初に伝えているメッセージです。
そのことをプリントの"最初の一枚"として学生さんに配布するようにしています。
その講義を受けていた卒業生が、ある患者さんの痛みの訴えから専門外の重篤な疾患を疑い、それを未然に防ぐことが出来たと報告してくれました。
彼はこのメッセージは大事だと感じ、その教訓を忘れないよう勤務先の整骨院のスタッフが常に見える場所にそのプリントを掲示していたとのことでした。
基礎を築き、幅広い視野をもてる... そんな医療人になってもらいたいと思います。
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