現代医療を担える真の鍼灸師を育成するため「心」と「体」の両面にアプローチ

鍼灸学科

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現代医療の一翼を担える真の鍼灸師を育成するために東西医学の知識を融合させ、「心」と「体」の両面にアプローチします

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講師インタビュー

感謝し、

森 優也

鍼灸学科 学科長 学園理事
解剖学 臨床医学各論

鍼灸師

Profile
1989年、明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)鍼灸学部 鍼灸学科卒業。
1996年に明治東洋医学院専門学校 教員養成学科を卒業後、鍼灸整骨院などでの勤務を経て、1997年より、大阪鍼灸専門学校(現:森ノ宮医療学園)の非常勤講師に。
2006年より当校 鍼灸学科の学科長に就任。その傍ら、森ノ宮医療大学にて非常勤講師を務める。
日本臨床鍼灸懇話会 理事、東洋療法学校協会 法制・制度委員、東洋療法学校協会 はりきゅう実技評価委員。共著として「スポーツ東洋療法ハンドブック」等がある。
森 優也

「ヒトとヒト、すべての力に感謝し、自らその力になる努力をしよう」

「おかげさま」と患者さんに言ってもらえることはうれしいことです。
しかし、医療人もヒトや環境、すべてのことに感謝し「おかげさま」という思いを抱きつつ、治療すべきであると考えます。
私たちの仕事は、患者さんの症状が好転するお手伝いをするだけのこと。

お手伝いしたことが自分自身の貴重な経験となり、また次の患者さんの治療(お手伝い)に役立っていきます。
治してやるという欲だけが先行することは良くないことです。

感謝を忘れず、心で治療すること。ヒトがヒトを治すということは、そんな気遣いが治療成果に影響することもあります。
私は授業で自分の経験、悔しかったこと、文字にしづらい感情や感覚など、学生さんが興味を持ってもらえるように一生懸命、伝授しています。教員ができることはそれだけです。

あくまで教育も学生さんが成長する1つの要素(お手伝い)にすぎないのです。
授業を発端にして、自分で考え、発見する努力をしてください。そして、感謝とともに行動できるヒトになってほしいです。

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人の真の痛みを感じる

松下 美穂

鍼灸学科 経絡経穴概取穴実技
基礎はりきゅう実技 解剖学

日本体育協会公認
アスレティックトレーナー
鍼灸師

Profile
京都教育大学教育学部スポーツ健康コース卒業。
森ノ宮医療学園専門学校卒業。森ノ宮医療学園専門学校 鍼灸学科学科長補佐。
トレーナーズラボ勤務。日本体育協会公認アスレティックトレーナー。
大阪大学大学院歯学研究科高次脳口腔機能学講座口腔解剖学第2教室専修学校研修員。
2007年5月〜2008年10月、池田久美子(陸上競技走幅跳・日本記録保持者)パーソナルトレーナー。
2011年4月〜2012年12月、豊田自動織機女子陸上競技部専属トレーナー。
2005年、世界陸上競技選手権大会(フィンランド)をはじめ、多くの大会で陸上競技日本代表選手団トレーナーとして帯同。
松下 美穂

「人の痛みを感じることのできる臨床家になってほしい」

治療に来られる患者さんは何かしらの痛みを抱えておられます。
常に「この人の本当の痛みとはなんなのか」を知ろうとすることが大切です。
症状を理解するのはもちろんですが、ただ目の前の痛みだけと向き合うのではなく、気持ちを感じ取り、それに寄り添うこと。
その人以上に、その人のことを知ろうとすること。

そのためにも、探究心をもってほしいのです。
知識をそなえた上で、その人が本当に必要としていることとは何かを探っていく。
いい結果でも、そうでなくても、探究することが次の治療へとつながります。

授業では与えられるのを待つだけではなく、自ら学びたいと思うことが重要です。
私は学生さんを医療人と思って授業をしていますので、厳しい先生だと思います。
「こうしてほしくない」ということは些細なことでも伝えます。
患者さんの立場になって考えることが大切だからです。

この仕事の魅力は、患者さんの心からの「おかげさまで」という言葉。
患者さんと通じ合える医療人をめざしましょう。

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